曻地三郎(読み)しょうち さぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曻地三郎」の解説

曻地三郎 しょうち-さぶろう

1906-2013 昭和-平成時代の教育者。
明治39年8月16日生まれ。師範学校教師をへて,福岡学芸大(のち福岡教育大)教授。脳性麻痺(まひ)の実子ふたりのため,昭和29年福岡市に私塾しいのみ学園」を設立。妻露子とともに心身障害児早期発見,早期教育を実行し,成果をあげる。30年同学園をモデルに映画「しいのみ学園」がつくられた。53年から市の施設となり,理事長就任。55年妻とともに吉川英治文化賞。平成25年11月27日死去。107歳。北海道出身。広島文理大卒。旧姓山本

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android