精選版 日本国語大辞典 「最先」の意味・読み・例文・類語 さい‐せん【最先】 〘 名詞 〙 =さいぜん(最前)[初出の実例]「孟春之吉慶、元朝之嘉祥、最先向二貴方一申籠候畢」(出典:異制庭訓往来(14C中))「其最先(サイセン)の一日には男女老幼貴賤の別なく、皆争ふて之におもむき」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)[その他の文献]〔漢書‐王成伝〕 さい‐さき【最先】 〘 名詞 〙 物事が行なわれるすぐ前。また、ある物事でのいちばんはじめ。[初出の実例]「我が兵を発するさいさきに」(出典:史記抄(1477)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例