最大持続的漁獲量(読み)さいだいじぞくてきぎょかくりょう(その他表記)maximum sustainable yield

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最大持続的漁獲量」の意味・わかりやすい解説

最大持続的漁獲量
さいだいじぞくてきぎょかくりょう
maximum sustainable yield

略称 MSY。ある海域における特定の生物,特に魚類を最適な密度に保つために漁業を調整し,期待できる自然増大量を漁獲量に転化することにより,永続的に最大の漁獲量を確保することを意味する。水産資源の保存に関する国際条約で,この概念が用いられる例が多い (1952年日米加北太平洋公海漁業条約,56年日ソ北西太平洋公海漁業条約など) 。一般的には,国連海洋法条約排他的経済水域制度において,沿岸国の漁業管轄権の行使一環として,MSYを年々維持できるように沿岸国が総許容漁獲量,漁獲量の配分などを決定することになっている。しかし,最大持続的漁獲量の科学的決定に伴う困難は,国際紛争の根拠となる危険性をはらんでもいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む