月の輪遺跡群(読み)つきのわいせきぐん

日本歴史地名大系 「月の輪遺跡群」の解説

月の輪遺跡群
つきのわいせきぐん

[現在地名]富士宮市星山 月の輪、黒田 南部谷戸ほか

富士山南西麓の末端、東側を潤井(うるい)川と大宮(おおみや)断層、西側を富士川に挟まれる星山(ほしやま)丘陵を開析する星山谷の谷頭部両岸と谷底部に集中する弥生時代後期―古墳時代前期の八遺跡(月の輪上・月の輪平・月の輪下・五反田・南部谷戸・坊地上・坊地下・坊地南)からなる。この付近は星山丘陵北側の大宮低地と山麓裾の台地で形成されるが、弥生後期遺跡は低地縁辺と台地上に、古墳時代前期遺跡は台地上に濃密な分布を示す。当遺跡群のうち、発掘調査で内容が確認された四遺跡を年代順に列記すると、月(つき)の輪上(わうえ)(弥生後期後半、集落跡・溝)→月(つき)の輪平(わだいら)・南部谷戸(なんぶがやと)(古墳時代前期前半、集落跡)→月の輪上・月の輪下・南部谷戸(同後半、集落跡・方形周溝墓)となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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