月参(読み)ガッサン

デジタル大辞泉 「月参」の意味・読み・例文・類語

がっ‐さん〔グワツ‐〕【月参】

毎月一定の日に神社や寺に参詣さんけいすること。つきまいり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「月参」の意味・読み・例文・類語

がっ‐さんグヮッ‥【月参】

  1. 〘 名詞 〙 毎月一定の日に参詣すること。つきまいり。月詣(つきもうで)
    1. [初出の実例]「立場茶屋、軒先に高野山護摩講中月参(グヮッサン)掛札」(出典:歌舞伎・敵討噂古市(正直清兵衛)(1857)序幕)

つき‐まいり‥まゐり【月参】

  1. 〘 名詞 〙 毎月寺社に参詣すること。
    1. [初出の実例]「数年伊勢多賀等之月参、愛宕山毎月百味」(出典:高野山文書‐慶長一二年(1607)一二月一三日・諸寺諸社造営目録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「月参」の読み・字形・画数・意味

【月参】げつさん

月参り。

字通「月」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android