最新 地学事典 「月山火山」の解説
がっさんかざん
月山火山
Gassan volcano
山形県北西部にある第四紀成層火山。棚倉破砕帯の北方延長の一つとされる青沢断層上に形成される。湯殿山(約90~70万年前),月山(約75~40万年前),姥ヶ岳(約40~30万年前)の火山体からなる。崩壊地形が多数見られ,その中で最大のものは山頂から北方に開く長径2.5kmの月山カルデラ。その北方には岩屑なだれ堆積物が分布する。岩石は,湯殿山では角閃石±かんらん石±輝石安山岩,黒雲母角閃石輝石デイサイト,月山と姥が岳では角閃石±かんらん石±輝石安山岩が主体である。参考文献:R. Oizumi et al.(2018) Open J. Geol., Vol. 8: 647
執筆者:伴 雅雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

