月岡栄貴(読み)ツキオカ エイキ

20世紀日本人名事典 「月岡栄貴」の解説

月岡 栄貴
ツキオカ エイキ

昭和・平成期の日本画家



生年
大正5(1916)年4月22日

没年
平成9(1997)年6月21日

出生地
東京

本名
月岡 栄吉(ツキオカ エイキチ)

学歴〔年〕
東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科〔昭和17年〕卒

主な受賞名〔年〕
紺綬褒章〔昭和51年〕,院展大観賞(第66回)〔昭和56年〕「やまたのおろち」,院展文部大臣賞(第70回)〔昭和60年〕「風神雷神」,院展内閣総理大臣賞(第72回)〔昭和62年〕「夢」

経歴
太平洋美術学校で油彩画の基礎を5年間学び、昭和12年美校日本画科に入学。卒業後17年青邨門下に入る。23年「漁夫」で院展初入選。25年院友。56年日本美術院同人。他の主な作品に院展大観賞(日本美術院賞)を受賞の「やまたのおろち」、院展文部大臣賞の「風神雷神」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月岡栄貴」の解説

月岡栄貴 つきおか-えいき

1916-1997 昭和後期-平成時代の日本画家。
大正5年4月22日生まれ。前田青邨(せいそん)に師事。昭和23年院展に初入選,56年「やまたのおろち(古事記より)」が日本美術院賞,60年「風神雷神」が文部大臣賞。古典題材とした作品をえがく。平成9年6月21日死去。81歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は栄吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android