月欠皿恋路宵闇(読み)つきのかけざらこいじのよいやみ

精選版 日本国語大辞典 「月欠皿恋路宵闇」の意味・読み・例文・類語

つきのかけざらこいじのよいやみつきのかけざらこひぢのよひやみ【月欠皿恋路宵闇】

  1. 歌舞伎脚本。世話物。四幕。河竹黙阿彌作。慶応元年(一八六五)江戸守田座初演。曲亭馬琴読本「皿皿郷談(べいべいきょうだん)」をもとに紅皿欠皿説話脚色。里見義親の臣継橋素太夫の後妻が連れ子の紅皿姫を偏愛し、先妻腹の楓姫を欠皿と呼んで虐待するが、最後に欠皿は父の敵天目須之助を討つという筋。通称「紅皿欠皿」。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「月欠皿恋路宵闇」の解説

月欠皿恋路宵闇
つきのかけざら こいじのよいやみ

歌舞伎・浄瑠璃外題
初演
明治27.2(東京春木座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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