有助(読み)ゆうじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有助」の解説

有助 ゆうじょ

1277-1333 鎌倉時代の僧。
建治(けんじ)3年生まれ。北条兼時(かねとき)の子。真言宗頼助に師事し,東寺長者となる。元徳3=元弘(げんこう)元年鶴岡八幡宮社務職(しき)につく。大僧正。佐々目大僧正とよばれた。鎌倉幕府滅亡の際,正慶(しょうきょう)2=元弘3年5月22日自害した。57歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android