有効口径(読み)ユウコウコウケイ

デジタル大辞泉 「有効口径」の意味・読み・例文・類語

ゆうこう‐こうけい〔イウカウ‐〕【有効口径】

effective apertureカメラレンズなどの光学系を通過する光線束の太さ。絞りがある場合は、その絞りの内径対物レンズ前面で測定した直径のこと。入射瞳同値となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「有効口径」の解説

有効口径

 レンズに平行光線を入射させた場合に、絞り穴を通る光線の直径をレンズ前面で測定したもの。ふつうは周辺光量低下を防ぐために、レンズ前面の直径は有効口径より大きくなっている。焦点距離をこの有効口径で割り算したものが、有効F値になる。また、有効口径と 入射瞳 は同じである。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android