有効口径(読み)ユウコウコウケイ

デジタル大辞泉 「有効口径」の意味・読み・例文・類語

ゆうこう‐こうけい〔イウカウ‐〕【有効口径】

effective apertureカメラレンズなどの光学系を通過する光線束の太さ。絞りがある場合は、その絞りの内径対物レンズ前面で測定した直径のこと。入射瞳同値となる。

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カメラマン写真用語辞典 「有効口径」の解説

有効口径

 レンズに平行光線を入射させた場合に、絞り穴を通る光線の直径をレンズ前面で測定したもの。ふつうは周辺光量低下を防ぐために、レンズ前面の直径は有効口径より大きくなっている。焦点距離をこの有効口径で割り算したものが、有効F値になる。また、有効口径と 入射瞳 は同じである。

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