有卦船(読み)うけふね

精選版 日本国語大辞典 「有卦船」の意味・読み・例文・類語

うけ‐ふね【有卦船】

〘名〙 筆を帆柱にして宝の帆をあげた宝船に、福助福祿寿富士山藤娘福寿草、ふくら雀など、頭文字に「ふ」の付く菓子を七種類積んだ飾り物。幸運に巡りあった者が床の間に飾って祝う。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「有卦船」の意味・読み・例文・類語

うけ‐ふね【有×卦船】

有卦に入った人が、宝の帆を張った筆の帆柱を立て、福助福良雀ふくらすずめ福寿草・富士など「ふ」の字の付いためでたい7種の菓子などを飾る縁起船。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android