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福助 ふくすけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福助
ふくすけ

幸福を招来するという縁起人形の一種。背が低く,童顔で頭の大きい男性人形で,ちょんまげを結い,裃 (かみしも) を着けて正坐した形。江戸時代,享和期 (1801~04) 頃に死んだ長寿の佐太郎という実在人物を模したものといわれている。

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福助
ふくすけ

靴下・衣料メーカー。足袋の老舗。 1882年辻本福松により創業,足袋の製造を専業とする。 1900年「福助」の商標登録が認可。合名会社を経て,19年福助足袋が設立された。 32年靴下の製造に着手し,衣料にも進出。

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デジタル大辞泉の解説

ふく‐すけ【福助】

頭が大きくてちょん髷(まげ)を結い、背は低く、童顔で、上下(かみしも)をつけて正座している男の人形。幸福を招くという。叶福助(かのうふくすけ)。
1に似て頭の特に大きい人。

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デジタル大辞泉プラスの解説

福助

株式会社福助が展開する寿司屋のチェーン

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

福助

正式社名「福助株式会社」。英文社名「Fukuske Corporation」。繊維製品製造業。明治15年(1882)創業。平成12年(2000)設立。本社は東京都渋谷区神宮前豊田通商子会社の衣料品会社。足袋装束店として発祥。主力商品は靴下。ほかにストッキング・下着など。全国の百貨店総合スーパーなどに販売。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

ふくすけ【福助】

縁起人形の一種。童顔の大頭で裃をつけて座った人形。1802年(享和2)長寿で死んだ摂州西成郡の百姓佐五右衛門の子佐太郎が,身長2尺(約60cm)にみたない大頭の小人であったが,これが幸いして幸運に恵まれた生涯を送ったところから,その姿を写して福徳招来の縁起物とし,享和年間(1801‐04)江戸で〈叶福助〉の人形が流行したという。一説に京の大文字屋という大きな呉服屋に頭の大きな小男の主人がいて,一代で大福長者となったが,町の貧民に施しをして助けたので,貧民たちが彼の像を作って報恩したのが福助人形の始めともいう。

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大辞林 第三版の解説

ふくすけ【福助】

幸福を招くという人形。頭が非常に大きく背が低い。多くは、ちょん髷まげを結い裃かみしもをつけて正座している。 → 叶福助かのうふくすけ
のように頭の非常に大きい人。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福助
ふくすけ

背が低く、ちょんまげを結い、裃(かみしも)を着けて座った縁起人形。とりわけ頭の大きいのが特色。人形は、江戸時代、摂津国西成(にしなり)郡に大頭で小柄の人がおり、幸福な一生を過ごしたので、その姿に似せたといわれているが、この説は疑わしい。『俚言集覧(りげんしゅうらん)』(1791刊)では、寛政(かんせい)年間(1789~1801)に製作しだしたとなっている。人形は福を招き、運の開けるものとして、店先などの棚に飾られることが多い。福をかなえることから叶(かなえ)福助ともいわれる。[芳井敬郎]

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世界大百科事典内の福助の言及

【見世物】より

… そして寛政(1789‐1801)以後には,駝鳥(だちよう),大鱶(おおふか),水豹(あざらし),足芸,飴(あめ)の曲吹き,おどけ開帳,謎解き春雪,芸州宮島大鳥居回廊,祇園会山鉾,籠細工釈迦,壬生(みぶ)狂言,ビイドロ細工阿蘭陀船,珍貝細工,羽二重細工,桶細工その他細工物,看々(かんかん)踊,唐人蛇踊,百人芸,生人形,駱駝(らくだ),山男,蛇娘,菊細工,大象,翻車魚(まんぼう),餅曲搗き(もちのきよくづき),水からくり,譬くらべ,眼力など,種々雑多な見世物が行われた。また福招きの人形として知られる〈叶(かのう)福助〉の流行にのって,文化1年(1804)春には,生福助の見世物が最も人気があった。幕末には,竹沢藤治の曲独楽や早竹虎吉の軽業の類が,歌舞伎の所作事の振(ふり)を取り入れて〈高小屋物〉と称して,見世物の第一等の地位を占めた。…

【耳】より

…各地に出土する埴輪には耳環はあるが耳介は決して大きくはない。しかし,聖徳太子像はみごとな福耳を示しているし,江戸時代にその信仰が盛んになった恵比寿,大黒,福助の像も豊かな耳朶を強調している。逆に耳朶が小さく流れているのは俗に〈貧乏耳〉といわれるが,これらの考え方は日本古来というよりも,先に述べたような仏教や古代中国思想が根づいたものと思われる。…

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