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藤娘 ふじむすめ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

藤娘
ふじむすめ

歌舞伎舞踊の曲名。長唄。作詞勝井源八,作曲4世杵屋六三郎,振付藤間大助西川扇蔵。文政9 (1826) 年9月江戸中村座で2世関三十郎が『けいせい反魂香 (けいせいはんごんこう) 』に出した大切所作事五変化『歌 (か) へすがへす余波 (おなごり) 大津絵』中の一つとして初演。

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デジタル大辞泉の解説

ふじ‐むすめ〔ふぢ‐〕【藤娘】

大津絵の画題の一。塗り笠をかぶり、藤の花模様の着物を着て藤の枝を肩にした娘を描くもの。
歌舞伎舞踊。長唄。勝井源八作詞、4世杵屋六三郎作曲。五変化舞踊「歌へすがへす余波大津絵(かえすがえすおなごりおおつえ)」の一つとして、文政9年(1826)江戸中村座で初演。を舞踊化したもの。

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百科事典マイペディアの解説

藤娘【ふじむすめ】

長唄の曲名。変化舞踊《歌(か)へすがへす余波(おなごり)大津絵》の第1曲。勝井源八作詞,4世杵屋六三郎作曲。1826年初演。大津絵の可憐な藤娘を舞踊化したもので,今日最もポピュラーな舞踊曲となっている。
→関連項目所作事変化舞踊

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

ふじむすめ【藤娘】

岡山の日本酒。仕込み水は自家井戸水。蔵元の「後藤酒造」は元和元年(1615)創業。所在地は苫田郡鏡野町香々美。

ふじむすめ【藤娘】

高知の日本酒。酒名は、土佐国司一条兼定が豊後に落ちる際に詠んだ惜別の歌にちなみ命名。大吟醸酒純米吟醸酒本醸造酒などがある。平成14年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、吟の夢など。仕込み水は四万十川の伏流水。蔵元の「藤娘酒造」は昭和22年(1947)6つの蔵が合併し設立。所在地は四万十市中村新町。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふじむすめ【藤娘】

歌舞伎舞踊。長唄。五変化所作事《歌へす歌へす余波大津絵(かえすがえすおなごりおおつえ)》の一曲。2世関三十郎により,1826年(文政9)9月江戸中村座初演。作詞勝井源八。作曲4世杵屋六三郎。振付藤間大助(2世藤間勘十郎),4世西川扇蔵。大津絵にある藤の枝をかついだ娘が絵からぬけ出して踊る趣向であるが,6世尾上菊五郎が1937年3月に藤の花の精として上演して以来,これを踏襲することが多い。【如月 青子】

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大辞林 第三版の解説

ふじむすめ【藤娘】

歌舞伎舞踊の一。長唄。五変化舞踊、本名題「歌へす〲余波大津絵かえすがえすなごりのおおつえ」の一。勝井源八作詞。1826年江戸中村座初演。大津絵にある藤の枝をかついだ娘の姿を舞踊化したもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藤娘
ふじむすめ

歌舞伎(かぶき)舞踊。長唄(ながうた)。1826年(文政9)9月、江戸・中村座で2世関(せき)三十郎が初演。当時愛玩(あいがん)された風俗画「大津絵」に取材した五変化舞踊『歌へす歌へす余波大津絵(かえすがえすおなごりおおつえ)』の一つで、作詞勝井源八、作曲4世杵屋(きねや)六三郎。振付けは藤間大助(2世勘十郎)と4世西川扇蔵(せんぞう)。藤の枝を担いだ娘がさまざまな姿態をみせるもの。1937年(昭和12)3月に6世尾上(おのえ)菊五郎が演じたとき、従来の「潮来出島(いたこでじま)」のくだりを排し、岡鬼太郎(おにたろう)新作の「藤音頭(ふじおんど)」を入れ、幻想的な舞台装置で振(ふり)にも趣向を凝らしたのが評判になり、以後はそのやり方が多く行われている。[松井俊諭]

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