最新 地学事典 「有明花崗岩」の解説
ありあけかこうがん
有明花崗岩
Ariake granite
北アルプスの東縁部に分布する白亜紀後期~古第三紀珪長質火成活動に属する露出面積約290km2のバソリス。分布は長野県北安曇郡白馬村の平川を北限とし,南は安曇野市中房川流域・喜作新道,南西部は槍ヶ岳北方の高瀬川支流千丈沢・湯俣川,野口五郎岳まで続いている。A・B・Cの3岩相に区分され,Bが主岩相,A・Cが周縁相または早期晶出相である。主岩相は主に桃色のアルカリ長石斑晶をもつ黒雲母花崗岩で,少量の角閃石を含むことがある。
執筆者:佐藤 岱生
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

