有竹修二(読み)アリタケ シュウジ

20世紀日本人名事典 「有竹修二」の解説

有竹 修二
アリタケ シュウジ

昭和期の新聞人,著述家



生年
明治35(1902)年5月20日

没年
昭和51(1976)年6月3日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部〔大正15年〕卒

経歴
大正15年朝日新聞東京本社に入り、経済部、政治部、昭和14年整理部次長、17年論説委員となり「神風賦」(後の天声人語)を担当した。20年記事審査部長、与論調査室主査となった。21年依願退社し、その後時事新報政治部長、編集局長、常務取締役となった。公職資格訴願審査委員も務めた。著書に「昭和経済側面史」「昭和大蔵省外史」「昭和財政家論」「昭和の宰相」「斎藤実伝」「岡田啓介伝」「野村秀雄」「講談・伝統の話芸」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有竹修二」の解説

有竹修二 ありたけ-しゅうじ

1902-1976 昭和時代新聞記者
明治35年5月2日生まれ。大正15年朝日新聞社に入社。昭和17年論説委員となり「神風賦」(「天声人語」の前身)を担当。21年時事新報にうつり,編集局長などをへて常務。のち産業経済新聞論説委員。昭和51年6月3日死去。74歳。兵庫県出身。慶大卒。著作に「昭和経済側面史」「昭和の宰相」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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