デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有馬則維」の解説 有馬則維 ありま-のりふさ 1674-1738 江戸時代中期の大名。延宝2年3月3日生まれ。幕臣石野家から有馬則故のち有馬頼旨(よりむね)の養子となり,宝永3年筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩主有馬家6代となる。正徳(しょうとく)の新税法(増税)を発布して財政を立て直す。享保(きょうほう)13年夏作物への増税を計画したが,一揆(いっき)をひきおこして失敗。翌年隠居剃髪し嗺翁と号した。元文3年4月1日死去。65歳。 有馬則維 ありま-よりつぐ ⇒ありま-のりふさ 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例