望月太左衛門(7代)(読み)もちづき たざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月太左衛門(7代)」の解説

望月太左衛門(7代) もちづき-たざえもん

1862-1938 明治-昭和時代前期の歌舞伎囃子(はやし)方。
文久2年3月16日生まれ。陸奥(むつ)仙台の囃子方初代堅田喜三久の長男。6代太左衛門の門人で,明治38年7代を襲名。演奏技術,作調にすぐれ,望月流の黄金期をきずく。この代に2代宝(たから)山左衛門も6代太左衛門を称したため,一時太左衛門が並立した。昭和13年5月19日死去。77歳。本名は安倍清三久。前名は望月長九郎(4代)。俳名は朴清(3代)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android