図書館情報学用語辞典 第5版 「朝の読書」の解説 朝の読書 学校において毎朝始業前10分程度の時間を利用して,全校の児童生徒と教師が一斉に自分の好きな本を読むという読書推進活動.児童・生徒の豊かな心を育むことを目的として1988(昭和63)年船橋学園女子高校(現・東葉高校)の林公が提唱し,大塚笑子とともにその基礎を築く.1997(平成9)年に朝の読書推進協議会が発足して以降,全国の小中高校へ急速に普及し,2020(令和2)年1月現在全国の7割を超える学校で実施され,各教科の授業時の集中力の向上や,学級の情緒の安定などさまざまな教育的効果が報告されている.朝の読書の4原則は「みんなでやる,毎日やる,好きな本でよい,ただ読むだけ」であり,感想文や記録は求めない.「あさどく」「朝読書」とも呼ばれる.[参照項目] 読書運動 | 読書推進活動 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by