朝気遺跡
あさけいせき
[現在地名]甲府市朝気一―三丁目
甲府盆地底部の沖積平地、濁川右岸の標高約二五八メートルに位置する縄文―平安時代の複合遺跡。古くは東小学校校庭遺跡といわれていた。昭和四二年(一九六七)校庭に下水管を埋設した際に多量の土器・木器が見付かり、遺跡の発見となった。昭和五一年から平成六年(一九九四)までに一二度の発掘調査が行われ、古墳時代から平安時代の住居跡・溝・土壙・杭列・しがらみ状遺構などが検出されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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