期節(読み)キセツ

デジタル大辞泉 「期節」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【期節】

折。時期季節
人間の生涯中もっと難有ありがたい―」〈漱石吾輩は猫である

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精選版 日本国語大辞典 「期節」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【期節】

  1. 〘 名詞 〙 時期。時節。季節。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「温度の偏差多様なるが為めに、螟蛉の期節中、其の感受せし所の温度に随ひ」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉二)
    2. 「人間の生涯中尤も難有い期節である」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)

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普及版 字通 「期節」の読み・字形・画数・意味

【期節】きせつ

時節。

字通「期」の項目を見る

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