デジタル大辞泉
「期」の意味・読み・例文・類語
ご【期】
1 とき。おり。期限。「この期に及んで」
2 際限。限度。
「申すべきことは―もなく侍るを」〈大鏡・道長下〉
3 死ぬとき。最期。臨終。
「きのふより心も弱り身も苦しみて、さらに―を待つばかりなり」〈謡・土蜘蛛〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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き【期】
- 〘 名詞 〙
- ① ある一定の時期や期間。「一期」「幼児期」など接尾語的に用いることが多い。
- [初出の実例]「此の恨み長く在て銷(きゆ)る期(キ)無けむ」(出典:白氏文集天永四年点(1113)四)
- [その他の文献]〔李白‐送陸判官往琵琶峡詩〕
- ② しおどき。おり。時機。機会。
- [初出の実例]「見参無二其期一歟云云」(出典:玉葉和歌集‐寿永三年(1184)二月五日)
- [その他の文献]〔漢書‐楊僕伝〕
- ③ かぎり。期限。〔詩経‐小雅・南山有台〕
- ④ 約束の期日。転じて、約束。契約。
- [初出の実例]「福建、広東等のものどもは、期のごとくに信牌もち来て」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)
- [その他の文献]〔詩経‐衛風・氓〕
- ⑤ ( [英語] age の訳語 ) 地質時代の区別の一つ。世(せい)を細分したもの。
ご【期】
- 〘 名詞 〙 ( 「ご」は「期」の呉音 )
- ① とき。おり。また、「期(も)なし」の形で、際限なく、の意で用いられる。
- [初出の実例]「犬の枯れたる骨を齧(かぶ)るに、飽厭(あ)く期無きが如し」(出典:日本霊異記(810‐824)下)
- 「申すべきことはごもなく侍るを、もしまことにきこしめしはてまほしくば、駄一疋たまはせよ」(出典:大鏡(12C前)六)
- ② 死ぬ時。最期。末期。
- [初出の実例]「かかる山の末に籠り侍りて、死なむをごにてと思う給ふるを」(出典:大和物語(947‐957頃)一六八)
- 「今は期をまつばかりなり」(出典:大観本謡曲・土蜘蛛(室町末))
- ③ 江戸時代、主に遊里で、夜の九つ時(現在の午後一二時頃)をいう。〔随筆・羇旅漫録(1802)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「期」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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期
き
age
地質時代を区分するときの時代単位の一つ。世を細分する単位で、時間層序区分単位の階に対応する。たとえば、新生代第四紀は更新世と完新世に分けられるが、更新世はさらに、前期、中期、後期に分けられる。
また、気候層序編年では「氷期」「間氷期」といった術語が用いられ、また古地磁気編年法では「松山逆磁極期」「ブリューヌ正磁極期」のように「期」が用いられる。
[小澤智生 2015年8月19日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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期
き
age
地質年代区分の最小単位。地質年代層序区分の階に対応し,階の形成期間をさす。世界的な標準区分ならびに地方的区分として用いられる。おもに化石によって区分される。 (→地質時代 )
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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期【き】
地質年代区分の最小の単位。世をさらに細分したもの。たとえば船川期。期に相当する地質系統は階。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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