精選版 日本国語大辞典 「木五倍子科」の意味・読み・例文・類語 きぶし‐か‥クヮ【木五倍子科・木付子科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。一属のみからなり、約一〇種がアジア東部に分布する。低木で、時にはつる状になる。葉は互生、托葉がある。花は放射相称。両性または単性と両性が混在する。穂状花序または総状花序をなす。萼(がく)は四個で瓦状、花冠も四個、雄しべは八個、子房上位で四室、各室に多数の卵子をもつ。液果。この仲間のキブシは、他の樹木より早い時期に黄色の穂状花序をつけるので庭木として観賞される。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例