木内大神(読み)きのうちだいじん

日本歴史地名大系 「木内大神」の解説

木内大神
きのうちだいじん

[現在地名]小見川町木内

木内に鎮座。古くは天之てんの宮・木内大明神と称された。祭神は豊受姫命。旧郷社。大同年間(八〇六―八一〇)創建で、往古木内庄を神領としていたという。文治年間(一一八五―九〇)正二位大納言四条隆房が当地を領したとき厚く奉斎し、のち木内胤朝が社殿を造営し神田を寄進、木内・油田・小見諸氏の祈願所としたという(香取郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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