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木塔寺 ぼくとうじ

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ぼくとうじ【木塔寺】

中国の甘粛(かんしゅく)省南裕固族(なんゆうこぞく)自治県の張掖(ちょうえき)(ヂャンイェー)にあり、隋の582年に創建された寺。当初は「万寿寺」と呼ばれていた。高さは32.8m、8角9層の塔で、各層の8つの角には宝珠をくわえた木彫りの龍の飾りがついており、その下には風鈴がかかっている。外檐系楼閣式の建築で、塔の内壁はレンガを積んで造られ、各層には窓や床板、回廊がある。窓の上は彫刻で飾られ、入り口の上の横木には扁額(へんがく)がはめ込まれている。塔は釘やリベットなどを1本も使わず、柱や梁(はり)、斗()組みなどを縦横に組み立てて建てられ、世界中の木工、鉄工、美術師の技術の粋を集めた建築物といえる。塔の上からは市内の風景が一望でき、現在は張掖市の民俗博物館になっている。

出典|講談社
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