木戸日記(読み)きどにっき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「木戸日記」の意味・わかりやすい解説

木戸日記
きどにっき

木戸孝允(たかよし)の孫で1940~45年(昭和15~20)の期間に内大臣の地位にあった木戸幸一(こういち)の日記。内大臣秘書官長となった1930年(昭和5)から敗戦後に極東国際軍事裁判(東京裁判)の被告として巣鴨(すがも)拘置所に収容されていた48年(昭和23)までの日記が上下2巻、および「東京裁判期」の全3巻(1966~80・東京大学出版会)として公刊されている。敗戦までの分は東京裁判に際し木戸本人によって証拠書類として提出された。当時宮中グループの一員として支配層の中枢にいた彼の日記には、政治史上の重要な記録が含まれている。

[赤澤史朗]

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