木曾道(読み)きそみち

日本歴史地名大系 「木曾道」の解説

木曾道
きそみち

伊那谷から木曾山脈南部の峠を越えて木曾谷へ通じる道の総称清内路せいないじ(一一九二メートル)越えと大平おおだいら(一三五八メートル)越えとが主要なものであった。

清内路峠を越える道は通常清内路道あるいは清内路街道とよばれた。山本やまもと(現飯田市山本)で三州往還(伊那往還)から西へ分れ、梨子野なしの峠を経て上・下清内路(現清内路村)の宿を通り、清内路峠を越えて木曾側へ下った大山おおやま地籍(現木曾郡南木曾なぎそ町)で、大平峠越えの木曾道と合して中山道妻籠つまご宿(現木曾郡南木曾町)に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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