大平街道(読み)おおだいらかいどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大平街道」の意味・わかりやすい解説

大平街道
おおだいらかいどう

長野県南部木曾山脈の南部を横断する街道。慶安2 (1649) 年木曾峠が開かれて以来,美濃や木曾谷伊那盆地飯田とを結び,特に 1909年中央線が木曾谷南部まで開通してからは,名古屋方面と伊那との主要な交通路となった。伊那電鉄 (現 JR飯田線) の開通で重要性は薄れたが,第2次世界大戦後も往来に用いられた。南方国道 256号線が開かれたために,現在はハイキング路となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む