デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村八甲」の解説 木村八甲 きむら-はっこう 1762-1813 江戸時代中期-後期の医師。宝暦12年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩士。青森で開業。福岡の亀井南冥(なんめい),熊本の村井琴山にまなぶ。ロシアの南下への対応を説き,文化2年目付遠山景晋(かげみち)にしたがい,蝦夷(えぞ)地を視察。のち藩当局から忌避され,五所川原に移住した。文化10年6月死去。52歳。名は高庸。字(あざな)は万年。著作に「夷賊鎮守縦横策」「東海備予」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例