デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村惣九郎」の解説 木村惣九郎 きむら-そうくろう ?-? 江戸時代後期の農民。寛政年間(1789-1801)に越後(えちご)(新潟県)三島郡(さんとうぐん)宝地(ほうじ)村の庄屋となる。役人に直言してはばからず,窮民があれば私財を投じてすくった。和漢の書に通じ,「寺社口説」「役人口説」などの俗謡をつくって世を風刺した。著作に「塵の浮世」「粒々辛苦」「地獄征伐」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例