デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木藤八三郎」の解説 木藤八三郎 きふじ-はちさぶろう ?-1890 明治時代の治水家。三河(愛知県)の人。江戸時代後期に都筑弥厚(つづき-やこう)が計画し,明治12年伊予田(いよだ)与八郎,岡本兵松らが着工した三河碧海(へきかい)台地の用水路開削工事の出資者のひとりとなる。翌年矢作(やはぎ)川を水源とし,幹線水路52kmにおよぶ用水路が完成し,明治用水と名づけられた。明治23年2月23日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例