木谷美春(読み)キタニ ミハル

20世紀日本人名事典 「木谷美春」の解説

木谷 美春
キタニ ミハル

昭和・平成期の女性 木谷実囲碁9段の妻。



生年
明治43(1910)年3月16日

没年
平成3(1991)年6月3日

出生地
長野県高井郡山ノ内町

旧姓(旧名)
柴野

経歴
地獄谷温泉の旅館後楽館の長女として生まれる。昭和4年“怪童丸”のニックネームで囲碁界の新進として活躍していた木谷実と出会い、6年に結婚、平塚市に移る。戦後大竹英雄石田芳夫加藤正夫、武宮正樹らが木谷道場に入門。陰の主として道場を支え、一門棋士から“おかあさん”と慕われた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木谷美春」の解説

木谷美春 きたに-みはる

1910-1991 昭和-平成時代,木谷実の妻。
明治43年3月16日生まれ。長野県地獄谷温泉の旅館の長女。昭和6年木谷と結婚。夫が自宅にひらいた木谷道場の内弟子たちの母親役となり,大竹英雄,石田芳夫,趙治勲(ちょう-ちくん),小林光一らおおくの棋士をそだてた。平成3年6月3日死去。81歳。旧姓は柴野。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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