本坊山古墳(読み)ほんぼうさんこふん

日本歴史地名大系 「本坊山古墳」の解説

本坊山古墳
ほんぼうさんこふん

[現在地名]長船町東須恵

かつら山から東に延びた尾根末端にある。墳丘は小規模な円墳と考えられ、蓮華文のついた陶棺が発見されたことで知られている。これは須恵質切妻形の陶棺の妻側の側面に、瓦当文に使用されている文様と同じ、中房の大きい複弁蓮華文を印刻した粘土板をはりつけたもので、古墳時代の終末時期を考える重要な資料として注目された遺物である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 かつら 同種 寺院

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む