本松平右衛門(読み)もとまつ へいえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本松平右衛門」の解説

本松平右衛門 もとまつ-へいえもん

?-1697 江戸時代前期の治水家。
筑後(ちくご)(福岡県)生葉郡(いくはぐん)清宗村庄屋。寛文4年(1664)筑後川から大石・長野水道をひいた「筑後五庄屋」のひとり。工事失敗の際は処刑覚悟の血判誓書を久留米(くるめ)藩に提出。5本の磔(はりつけ)柱をたてて工事を督励し,大石堰を完成させた。元禄(げんろく)10年2月8日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android