本水(読み)ホンミズ

デジタル大辞泉 「本水」の意味・読み・例文・類語

ほん‐みず〔‐みづ〕【本水】

歌舞伎演出で、川・池・井戸などの場面に本物の水を使うこと。また、その水。一種外連けれん演出で、夏芝居などに行われる。

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精選版 日本国語大辞典 「本水」の意味・読み・例文・類語

ほん‐みず‥みづ【本水】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、川や池・滝・井戸などの場面に本当の水を使うこと。また、その水。
    1. [初出の実例]「『南無阿彌陀仏』ト本水へ見事に飛び込む」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(1808)辻堂の場)

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世界大百科事典(旧版)内の本水の言及

【歌舞伎】より

…雛人形を飾る台に似たための名称。 本水(ほんみず)舞台で本ものの水を使うこと。またその水をいう。…

※「本水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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