外連(読み)けれん

精選版 日本国語大辞典「外連」の解説

け‐れん【外連】

〘名〙
① 芸の本道からはずれ、見た目本位の奇抜さをねらった演出。放れ業(わざ)、早変わり、宙乗りなど。歌舞伎や人形浄瑠璃に多い。
※滑稽本・狂言田舎操(1811)上「倉さんは声の好上(いいうへ)に、けれんをまぜて語る」
② はったりやごまかし。まぎらかすこと。
※歌舞伎・霜夜鐘十字辻筮(1880)四幕「へん、山師の玄関を見る様に、装(なり)で一番脅す気でも、そんなけれんを喰ふものか」
[補注]「外連」は当て字で、語源については未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android