本石町三丁目(読み)ほんごくちようさんちようめ

日本歴史地名大系 「本石町三丁目」の解説

本石町三丁目
ほんごくちようさんちようめ

[現在地名]中央区日本橋室町(にほんばしむろまち)三―四丁目・日本橋本町(にほんばしほんちよう)三―四丁目

本石町二丁目の東に続く両側町。安永三年小間附町鑑では京間一六〇間半。ただし本石町十軒店(ほんごくちようじつけんだな)東側二〇間半を含む。公役金を負担した。長崎人参座でオランダからの輸入品を扱う長崎屋があった。長崎屋は寛永四年(一六二七)のオランダ人初参府以来、オランダ商館長の宿泊所となり、蘭書も販売しており蘭学者たちがよく訪れた(東都歳事記)。文政四年(一八二一)オランダ商館長ブロムホフを宇田川玄随・大槻玄沢らが訪ねてコレラ処方書を入手し(酷裂辣考)、同九年高橋景保・土生玄碩らがシーボルトを訪ねて紋章付羽織を贈りシーボルト事件の訴因が生じたのも長崎屋である(「本朝医人伝」「天文方関係史料」など)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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