本脇浦(読み)もとわきうら

日本歴史地名大系 「本脇浦」の解説

本脇浦
もとわきうら

[現在地名]和歌山市本脇

海部(あま)郡に属し、西庄(にしのしよう)村の西に位置する。南は海に面し、淡路街道(加太街道)が通る。鎌倉時代には賀太(かだ)新庄に含まれていた。正和三年(一三一四)正月日付の本脇百姓等言上状案(向井家文書)によれば、本脇では田畠狭小のため製塩が重要な生業であり、製塩用の薪材を賀太山で伐採していたが、薪運搬に牛馬を用いることが原因となって本庄との間で相論が起こっている(→賀太庄)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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