本芝二丁目(読み)ほんしばにちようめ

日本歴史地名大系 「本芝二丁目」の解説

本芝二丁目
ほんしばにちようめ

[現在地名]港区しば四丁目

本芝大通の両側に面した年貢町屋。東は本芝一丁目、西は同三丁目、南は海、北は本芝材木ほんしばざいもく町および法音ほうおん寺。町の起立、支配などは本芝一丁目に同じ。町内間数は田舎間で本芝大通の東側が表五九間余・裏幅五八間余、裏行は東方西方とも二一間余。西側は表六五間余・裏幅六八間余、裏行は東方一四間余・西方二〇間。ほかに幅三尺・長さ二五間余の公儀庇地があった。坪数は東側一千二〇九坪・西側一千一七五坪の計二千三八四坪、公儀地分は六二坪余。反別八反余・高八石余。文政一〇年(一八二七)の家数二六九、うち家持七・家守一七・地借二・店借二四三。町内南東の海手には浦高札が立てられ、難破船救助をはじめ海上の出来事に対する注意などが記されていた(文政町方書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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