本郷同朋町(読み)ほんごうどうぼうまち

日本歴史地名大系 「本郷同朋町」の解説

本郷同朋町
ほんごうどうぼうまち

[現在地名]文京区本郷二―三丁目

本郷竹ほんごうたけ町の北に位置する町屋。北は本郷一丁目と同もと町、東は本郷一丁目、西は本郷元町など。同朋方の拝領屋敷で、のちの湯島聖堂の地の南方旧地であったが、天和三年(一六八三)当地に引移ったという。ただし町立ての時期は明らかではない。町内は東と北の二ヵ所に分れ、東の町屋は東を湯島六丁目、南を定火消役屋敷、西と北を本郷竹町に囲まれ、北の町屋は南を本郷竹町、西を同町と本郷元町、東と北を本郷一丁目に囲まれる。東の町屋は京間で道幅を除き南北が東の方で四一間余、西の方四五間余、東西が同じく南の方で六尺、北の方は八間余で、総坪数は八〇五坪余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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