ふだ‐おさめ‥をさめ【札納】
- 〘 名詞 〙
- ① 年末行事の一つ。その年に受けたお札を歳末に神社などに納めること。おさめ札。《 季語・冬 》 〔俳諧・増山の井(1663)〕
- ② 祈願によって受けたお札を念願成就の際などに返納したり、霊場めぐりの巡礼などが参拝のしるしとしてお札を納めたりすること。また、そのお札。
- [初出の実例]「神垣や杉のした枝に札おさめ〈繁常〉」(出典:俳諧・桜川(1674)冬二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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