朱 徳(読み)しゅとく(英語表記)Zhū Dé

旺文社世界史事典 三訂版 「朱 徳」の解説

朱 徳
しゅとく
Zhū Dé

1886〜1976
中国の軍事的指導者,革命家
四川省の生まれ。1922年,ベルリン留学中に中国共産党入党。1928年に井崗山 (せいこうざん) で毛沢東と工農紅軍をつくり,軍長として34年長征を指導。1937年日中戦争の勃発後,紅軍を第八路軍に改め,その総司令として抗日戦を指導。戦後は人民解放軍総司令として蔣介石国民軍を中国本土から追放し,1949年中華人民共和国副主席,54年国防委員会総主席になった。文化大革命では,一時期批判を受けたが,1975年にもとの地位を取り戻した。誠実な人柄信望が厚かった。

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367日誕生日大事典 「朱 徳」の解説

朱 徳 (しゅ とく)

生年月日:1886年12月12日
中国の軍事指導者
1976年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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