朴井連(読み)えのいのむらじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朴井連」の解説

朴井連 えのいのむらじ

?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏
名は不明。「日本書紀」によれば,大化(たいか)元年(645)東国国司次官として赴任翌年の東国国司たちの施政に関する裁定で,長官巨勢徳禰(こせの-とこね)の過失をたださず,ともに私利をもとめ,また国造(くにのみやつこ)の馬を不当にうばうなど,罪があるとされたが大赦でゆるされた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android