朴素(読み)ボクソ

デジタル大辞泉 「朴素」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐そ【朴素】

[名・形動]かざりけがなく、自然のままであること。また、そのさま。素朴
「荷蘭の質実―なる画風其ものの」〈蘆花自然と人生

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精選版 日本国語大辞典 「朴素」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐そ【朴素】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かざりけがなく、ありのままであること。また、そのさま。素朴。
    1. [初出の実例]「後世の奢をとどめ、偽をひらきて太古朴素淳厚の風をかへさんとおもへり」(出典:集義和書(1676頃)二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬皇后伝〕

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普及版 字通 「朴素」の読み・字形・画数・意味

【朴素】ぼくそ

飾らず、素朴。〔周書、文帝紀下〕性、朴素を好み、(たつと)ばず。恆(つね)に風俗を反(かへ)し、古始に復するを以て心と爲す。

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