杉木茂左衛門(読み)すぎき もざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉木茂左衛門」の解説

杉木茂左衛門 すぎき-もざえもん

?-1681/86 江戸時代前期の農民
上野(こうずけ)(群馬県)沼田藩領月夜野(つきよの)の人。藩主真田(さなだ)信利の圧政将軍直訴天和(てんな)元年(1681)真田家は改易(かいえき),茂左衛門は磔(はりつけ)になったという。直接裏づける史料はないが,磔(はりつけ)茂左衛門の名で伝説化された。天和元/貞享(じょうきょう)3年死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の杉木茂左衛門の言及

【磔茂左衛門】より

…上野国沼田藩の真田伊賀守信利(信直)治政下において,藩主の苛政を直訴した義民。本名は杉木茂左衛門で,磔刑(たつけい)になったのでこの名がある。沼田藩領月夜野に生まれた中流の百姓であった。…

※「杉木茂左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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