杉板焼(読み)すぎいたやき

精選版 日本国語大辞典 「杉板焼」の意味・読み・例文・類語

すぎいた‐やき【杉板焼】

  1. 〘 名詞 〙 焼き物料理一種杉板の裏に塩を厚く塗り、板の上に塩や醤油下味をつけた海老、鯛、鴨肉、鶏肉などを並べて焼き、杉の香りを移したもの。塩は、直火焼きにしても板が火に焦げず、熱が強まるために塗る。すぎたやき。〔素人庖丁‐初(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「杉板焼」の解説

すぎいたやき【杉板焼き】

魚介類・肉・きのこ・竹の子などを2枚の杉板で挟み、裂いた竹皮などで結んで天火などで焼いた料理。杉の香りが移った風味を楽しむ。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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