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杉浦嘉七(2代) すぎうら かしち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

杉浦嘉七(2代) すぎうら-かしち

?-1876 幕末-明治時代の商人。
もと松前藩(北海道)藩士。嘉永(かえい)5年(1852)幌泉(ほろいずみ),翌年十勝の場所請負人となり,昆布などの海産物を本州に移出しておおきな収益をえた。箱館の町年寄,箱館奉行所の産物会所用達(ようたし)元締などをつとめた。明治9年死去。本姓は中沢。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

杉浦嘉七(2代)

没年:明治9(1876)
生年:生年不詳
幕末の箱館の豪商,蝦夷地場所請負人。もと松前藩士で,中沢忠三郎と称した。初代嘉七の子与七の妻の後夫となり,杉浦家(福島屋)を相続。嘉永5(1852)年に幌泉場所,翌年十勝場所の請負人となる。両場所とも東蝦夷地有数の昆布の産地で,昆布その他の海産物を本州方面に移出して莫大な収益を得た。箱館の町年寄を務め,松前藩の御用達にもなった。安政4(1857)年,箱館奉行所が箱館をはじめ本州各地に産物会所を開設し,蝦夷地産物の移出や蝦夷地への漁業資金の貸し付けを開始,嘉七は同会所用達元締に任命された。なお,函館区会議長となった杉浦嘉七(允)は3代目である。<参考文献>白山友正『松前蝦夷地場所請負制度の研究』改訂版,『函館市史』通説編1,2巻

(長谷川伸三)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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