杉浦翠子(読み)スギウラ スイコ

20世紀日本人名事典 「杉浦翠子」の解説

杉浦 翠子
スギウラ スイコ

明治〜昭和期の歌人



生年
明治24(1891)年5月27日

没年
昭和35(1960)年2月16日

出生地
埼玉県川越市

本名
杉浦 翠(スギウラ ミドリ)

旧姓(旧名)
岩崎 翠(イワサキ ミドリ)

学歴〔年〕
女子美術学校卒

経歴
13歳で上京、兄福沢桃介方に身を寄せ、女子美術学校、国語伝習所に学んだ。大正5年北原白秋についたが、「アララギ」「香蘭」を経て、昭和8年「短歌至上主義」を創刊、主宰した。歌集に「寒紅集」「藤浪」「生命の波動」、小説集「かなしき歌人の群」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉浦翠子」の解説

杉浦翠子 すぎうら-すいこ

1885-1960 明治-昭和時代の歌人。
明治18年5月17日生まれ。杉浦非水(ひすい)と結婚。北原白秋,斎藤茂吉師事。「アララギ」に属して活躍するが脱退。昭和8年「短歌至上主義」を創刊,主宰した。昭和35年2月16日死去。74歳。埼玉県出身。女子美術学校(現女子美大)卒。旧姓は岩崎。本名は翠(みどり)。歌集に「寒紅集」「藤浪(ふじなみ)」など。
格言など】うつそみの我やをみなご子を有(も)たぬ乳のふくらみ羞らひにつつ(「藤浪」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「杉浦翠子」の解説

杉浦 翠子 (すぎうら すいこ)

生年月日:1885年5月17日
明治時代-昭和時代の歌人
1960年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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