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杉浦非水 スギウラヒスイ

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デジタル大辞泉の解説

すぎうら‐ひすい【杉浦非水】

[1876~1965]日本画家・デザイナー。愛媛の生まれ。本名、朝武(つとむ)。東京美術学校卒。多摩帝国美術学校校長。創作図案研究団体、七人社を結成、百貨店ポスターを作製するなど商業美術の振興に尽くした。芸術院恩賜賞受賞。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

杉浦非水

1876~1965年。松山市生まれ。日本画家の川端玉章や洋画家の黒田清輝らに師事。百貨店のポスターなどを多くデザインした。多摩帝国美術学校(現在の多摩美術大学)創立に参加し、同校の校長も務めた。川上貞奴と二葉館で暮らした電力王・福沢桃介の義弟にあたる。

(2015-05-26 朝日新聞 夕刊 2社会)

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百科事典マイペディアの解説

杉浦非水【すぎうらひすい】

グラフィック・デザイナー。本名朝武(つとむ)。松山生れ。1901年東京美術学校日本画選科卒。在学中に川端玉章黒田清輝に師事。黒田らの影響で,当時ヨーロッパで流行したアール・ヌーボー様式のデザインを日本的にアレンジした作品を手がける。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

杉浦非水 すぎうら-ひすい

1876-1965 明治-昭和時代の図案家。
明治9年5月15日生まれ。グラフィックデザインの開拓者のひとり地下鉄(昭和2年の開通時)や三越のポスター,たばこのパッケージなどを手がける。図案家の団体「七人社」を設立。昭和10年多摩帝国美術学校(現多摩美大)校長。30年芸術院恩賜賞。光風会会員。昭和40年8月18日死去。89歳。愛媛県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は朝武(つとむ)。

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大辞林 第三版の解説

すぎうらひすい【杉浦非水】

1876~1965) 図案家。松山市生まれ。東京美術学校卒。図案研究団体七人社を結成、商業美術の振興に尽力した。多摩帝国美術学校校長。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

杉浦非水
すぎうらひすい
(1876―1965)

日本画家、図案家。松山に生まれる。本名朝彦(ともひこ)。1901年(明治34)に東京美術学校日本画科を卒業、翌年東京外国語学校仏語科を修了。この年、パリ万国博覧会から黒田清輝(せいき)がもたらしたアール・ヌーボーに刺激を受けて図案研究を志し、三越(みつこし)の図案部に籍を置いて、ことにグラフィック・デザインの分野の開拓を目ざした。12年の光風会結成に参加。22年(大正11)から翌年にかけてヨーロッパ各国を巡り、帰国すると図案研究を目的とする七人社をおこし、展覧会開催や雑誌『アフィッシュ』の刊行など、商業美術の振興に力を注いだ。35年(昭和10)多摩帝国美術学校(現多摩美術大学)が創立されると校長と図案科主任教授を兼務。55年に恩賜賞を受賞。『非水図案集』『非水百花譜』などの著書がある。[原田 実]

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世界大百科事典内の杉浦非水の言及

【アール・ヌーボー】より

…黒田清輝や浅井忠もそのなかにいた。黒田から刺激を受けた杉浦非水(1876‐1965)は,日本でグラフィック・デザインの分野を切り開いた。1900年に発刊された《明星》では,一条成美(1877‐1910),藤島武二らがアール・ヌーボー様式の表紙,挿絵を描いた。…

【光風会】より

…美術団体。黒田清輝を中心に結ばれた外光派の洋画団体白馬会が1911年(明治44)に解散すると,その有力メンバーであった中沢弘光,山本森之助,三宅克己,杉浦非水,小林鐘吉,跡見泰,岡野栄を発起人として翌12年3月に結成され,その年の6月,上野竹之台で第1回展覧会を開催した。当時,印象派以後の新しい美術思潮の刺激を受け,個性的な表現を唱える若い層が増大していたが,この会に拠(よ)る画家たちは黒田の穏健な画風を引き継ぎ,官展系の団体として結束を崩さなかった。…

【ポスター】より

…明治期になるとリトグラフの技法が入り,明治30年代すなわち1900年前後からアール・ヌーボーの影響があらわれ,日本にも近代的なポスターが誕生する。橋口五葉,杉浦非水(1876‐1965)などがアール・ヌーボー風のポスターを描き,グラフィック・デザインの新しい歴史を切り開く。1920年代に入ると村山知義,柳瀬正夢の構成主義的なポスターや山名文夫(あやお)(1897‐1980),河野鷹思(こうのたかし)(1906‐ )などのモダニズム系のポスターが目だつようになる。…

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