材木町・紺屋町(読み)ざいもくちよう・こんやちよう

日本歴史地名大系 「材木町・紺屋町」の解説

材木町・紺屋町
ざいもくちよう・こんやちよう

[現在地名]新発田市御幸みゆき町一丁目

本町しも町の南側、新発田川を越えて町立てされた新町で、南北に通る儀平ぎへい小路を挟んで東に材木町、西に紺屋町がある。材木町の東端は丁字路で、南下するとおけ町に続き、紺屋町の西には職人しよくにん町がある。材木・紺屋・職人の三町と定役じようやく町を「四ノ町」と総称した。享保一一年(一七二六)の町中諸事書上(田中正治氏蔵)によると材木町は南表一七軒・北表二八軒、紺屋町は南表一七軒・北表三六軒。二町内に紺屋八・水油屋二・鬢付油屋三があり、紺屋町の八兵衛が藩御用達御糀屋と記される。材木町東端南側には豪商白勢家があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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