日本歴史地名大系 「村上御厨」の解説 村上御厨むらかみのみくりや 長野県:埴科郡坂城町村上御厨千曲川左岸、現坂城町村上の上平(うわだいら)の村上御厨社を中心に旧村上村の地域で、力石(ちからいし)村・山田(やまだ)村を包含した地域は村上庄であったと考えられている。「神鳳鈔」に、内宮領「村上御厨小所」と記される。位置は、天平二〇年(七四八)「更級郡村神郷」の人私部乙万呂が、写書所において出家を請うた文書(正倉院文書)に、<資料は省略されています>とある、「村神郷」の跡地と考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by